2025年12月2日、VTuber業界に大きな衝撃が走りました。

ホロライブ4期生として活動してきた天音かなたさんが、同年12月27日をもって卒業することを発表したのです。


私もこのニュースを聞いた瞬間、正直信じられませんでした。

登録者数160万人を超える人気VTuberの突然の発表に、ファンだけでなくホロライブメンバーも動揺を隠せない状況となっています。

本記事では、天音かなたさんの卒業理由や各所の反応、そして中の人についての情報、顔バレ、過去の炎上歴まで、徹底的に調査した内容をお届けします。

天音かなた、卒業を電撃発表

2025年12月27日をもっての活動終了を報告

天音かなたさんは、活動6周年を迎える2025年12月27日をもってホロライブを卒業することを発表しました。

この日は彼女がホロライブでデビューした記念日でもあり、ファンにとっては特別な意味を持つ日です。

2019年12月27日にデビューしてから、ちょうど6年。

私は彼女の明るく前向きな配信スタイルや、握力50kg超えという意外な一面、そして何より圧倒的な歌唱力に魅了されてきました。

公式発表はカバー株式会社からも行われ、同日に天音かなた本人も自身のYouTubeチャンネルで卒業についての配信を実施しました。

配信では涙を堪えながらも、しっかりとファンに向けて自分の言葉で卒業理由を説明する姿が印象的でした。

卒業ライブや記念グッズ

今回の卒業発表で特に注目すべきは、通常のVTuber卒業とは異なる点が多いことです。

天音かなたさんは配信の中で、卒業にちなんだ記念動画やアニメ、歌ってみた動画などの制作物は一切ないと明言しました。

また、卒業ライブについても他のホロライブメンバーの出演はないとのこと。

これは情報漏洩を防ぐため、多くの運営スタッフやホロライブメンバーにも直前まで知らされていなかったためと考えられます。

転生の予定

さらに私が最も驚いたのは、彼女が「復帰や転生の予定はない」とはっきり断言したことです。

多くのVTuberは卒業後、別の形で活動を再開することが一般的ですが、天音かなたさんは「現時点で全く予定はありません」と語り、芸能・VTuber業界から完全に離れ、普通の生活に戻ることを示唆しました。

この発言には、彼女の覚悟と決意の強さを感じずにはいられませんでした。

↓動画8分40秒あたりに転生について本人が否定しています。

天音かなたが語った3つの卒業理由

理由1:当初の想定を超えた業務・タスクの増加

天音かなたさんが語った卒業理由の1つ目は、「当初想定された領域を大きく超える業務外のタスクが何度も発生したこと」です。

VTuberとして活動する上で、配信やライブ以外にも多くの業務があることは想像に難くありません。


しかし、彼女が経験したのは想定をはるかに超える業務量だったようです。

配信や歌といった本来の活動以外の業務に多くの時間とエネルギーを取られてしまったのではないでしょうか。

獅白ぼたんさんの配信では、こうした業務外タスクの具体的な内容について触れられており、ホロライブメンバーが抱える業務負担の一端が明らかになっています。

↓動画10分30秒あたりです。

理由②:活動が回らないほどの業務負荷の集中

2つ目の理由として、「自分の活動が回らないほど負荷が集中する期間が続いたこと」が挙げられました。

これは非常に深刻な状況だと感じました。本来であれば配信や歌、ファンとの交流といった活動に全力を注ぎたいところ、業務負荷が大きすぎて本来の活動ができなくなってしまったのです。

2025年8月には有明アリーナで初のソロライブ “LOCK ON” を成功させ、まさにキャリアの絶頂期にあったはずの天音かなたさん。

しかしその裏では、想像を絶する業務負荷に苦しんでいたと考えられます。

彼女は数年前からこの問題を運営側に相談していたとのことですが、組織全体の仕組みの見直しが必要であり、すぐには改善できなかったようです。

理由③:心身の状態による活動継続の困難

そして3つ目の理由が、「仕事の負荷による心身の状態から、活動の継続が難しいと感じるようになったこと」です。

天音かなたさんは以前からメニエール病という耳の持病を抱えていることを公表していました。

メニエール病は、めまいや吐き気、難聴などの症状が現れる病気で、ストレスや過労、睡眠不足が原因で悪化すると言われています。

実際、2025年11月14日には「メニエール病が悪化した」とTwitterで報告しており、卒業発表のわずか数週間前の出来事でした。

私は彼女が病気と闘いながらも笑顔で配信を続けてきた姿を思い出すと、本当に胸が痛みます。

心身の限界を感じながらも、ファンのために活動を続けてきた彼女の努力と苦悩を考えると、卒業という決断がいかに重いものだったか理解できます。

配信では「彼氏・結婚・妊娠・燃え尽き症候群ではない」とも明言しており、あくまで業務負荷と健康上の理由であることを強調していました。

卒業発表に対する反応まとめ

ファンの反応

天音かなたさんの卒業発表を受けて、Twitterには瞬く間にファンからの反応が溢れました。

彼女の明るい笑顔や元気な声がもう聞けなくなるのかと思うと、本当に寂しい気持ちでいっぱいです。

一方で、

「6年間お疲れ様でした」

「今までお疲れ様、これからも頑張ってほしい、これからも俺達はかなたそを応援し続けるから!」

「幸せになってくださいね。約束ですよ」

という温かい応援の声も多く寄せられています。

ファンの皆さんは悲しみの中にも、彼女の決断を尊重し、これからの幸せを願う気持ちが強く感じられました。

ホロライブメンバーの反応

ホロライブメンバーからも次々と反応がありました。

特に印象的だったのは、天音かなたさんと「ゴリレバ」というコンビで親しまれていた雪花ラミィさんの「噓だ」という一言です。

雪花ラミィさんは卒業発表後の配信で、頭が真っ白になってしまったことや、相談してくれなかったショックについても語っていました。

5期生として活動を共にし、親しい関係だった彼女にとって、事前に知らされていなかったことは大きなショックだったと考えられます。

また、同じ4期生で2021年に卒業した桐生ココさん(現在はksonとして活動)からも、卒業発表後すぐに

「海外に一緒に住もうぜ!」

という連絡が来たことを天音かなたさんが明かしていました。

他にも常闇トワさん、角巻わためさん、姫森ルーナさんなど、多くのホロライブメンバーが配信やSNSで天音かなたさんへの思いを語っています。

メンバー間でも情報が共有されていなかったことから、多くのメンバーが突然の発表に驚き、動揺している様子が伝わってきました。

カバー社CEO谷郷氏の反応と今後への言及

カバー株式会社の代表取締役社長である谷郷元昭氏(通称YAGOO)も、Twitterで反応を示しました。

この発言には、今回の卒業が組織の問題に起因していることを認め、今後の改善を約束する意味が込められていると感じました。

カバー社を巡っては、以前よりファンから各タレントにおける活動のケアについて改善を求める声も寄せられていました。

2025年は特に多くのタレントが卒業しており、1月にセレス・ファウナさん、4月に紫咲シオンさん・七詩ムメイさん、5月にがうる・ぐらさん、10月に火威青さんと、相次いでいます。

今年の会見で谷郷氏は「コミュニケーションのすれ違いによって辞められることが発生しないように、タレントさんの成長にも応えられるような改編を進めている」と言及していましたが、今回の卒業はその取り組みが十分でなかったことを示しているのかもしれません。

私は、カバー社が本当にタレントに寄り添える組織に変わっていけるのか、今後の対応を注視していきたいと思います。

天音かなたの前世

中の人(前世)が「のぞむ」?

天音かなたさんの中の人(前世)については、歌い手として活動していた「のぞむ」さんである可能性が非常に高いと言われています。

のぞむさんは2012年4月からニコニコ動画を拠点に活動していた女性の歌い手で、YouTubeチャンネルの登録者数は現在も1.3万人を超えています。

少年のような中性的な声と力強い歌声が特徴で、「イケメン天使」と称されていました。

2019年12月に「名義は公開できないけど仕事で歌うことになった」と報告し、その22日後に天音かなたさんがデビューしていることから、2人が同一人物である可能性が非常に高いと考えられています。

以下、具体的な根拠を見ていきましょう。

根拠①:声質と話し方の酷似

最も大きな根拠は、2人の声質と歌い方が非常によく似ていることです。

天音かなたさんの高くて澄んだ歌声と、のぞむさんの表現力豊かなクリアな歌声は、発声方法も含めて驚くほど一致しています。

実際にYouTubeで両者の歌声を聴き比べてみると、高音になった時の抑揚のつけ方や、歌い方の癖まで同じであることがわかります。

私も両者の動画を何度も聴き比べましたが、同一人物だと確信せざるを得ないレベルの類似性がありました。

のぞむさんの動画のコメント欄には「声が天音かなた!」というコメントも見られ、リスナーにも広く認識されているようです。

根拠②:高い歌唱力と歌い方の癖の一致

両者とも非常に高い歌唱力を持っており、特に高音域の表現が得意という共通点があります。

天音かなたさんは2024年3月に1stフルアルバム『Unknown DIVA』をリリースするなど、歌手としての活動にも力を入れています。

一方、のぞむさんもボカロ曲やアニソンのカバーで高い評価を得ていました。

また、歌い方の癖も一致しています。高い声ですが子供っぽくならず、力強さを感じるところが完全に同じだと私は感じました。

根拠③:雑談で語られた共通のエピソード

2人には数多くの共通エピソードがあります。

まず、名探偵コナンの好きな話が「ピアノソナタ月光殺人事件」で一致しています。

コナンのアニメは1000話以上あるにも関わらず、同じ話が好きというのは偶然とは考えにくいでしょう。

また、両者とも大のハロプロファンであることも判明しています。天音かなたさんは「私の人生には常にハロプロがあった」と公言しており、のぞむさんもリスナーとハロプロについて会話をしていたことが確認できます。

さらに、握力が50kg以上あるという驚くべき共通点もあります。

成人女性の平均握力が25kg前後であることを考えると、これは非常に特徴的な一致点と言えるでしょう。

根拠④:活動休止とVTuberデビュー時期の関連性

のぞむさんは2019年8月25日を最後に動画投稿を停止し、同年12月には「名義は公開できないけど仕事で歌うことになった」と報告しています。

そしてその22日後の2019年12月27日に、天音かなたさんがホロライブ4期生としてデビューしました。

この時期の一致は、2人が同一人物であることの強い証拠と考えられます。

根拠⑤:公表している左耳の難聴

最も決定的な根拠の一つが、両者とも耳に持病があることです。

天音かなたさんは2020年3月に「耳の持病で入院している」とTwitterで報告しており、メニエール病を患っていることを公表しています。

一方、のぞむさんも2019年6月に「耳の療養をしている」とツイートしており、過去には難聴で入院したこともあったようです。

リスナーのツイートから、のぞむさんの耳の持病が後天性のものであることも判明しています。

さらに、2020年10月6日に天音かなたさんが交通事故で入院し、18日に退院したのですが、のぞむさんも全く同じ日に退院していたことがリスナーのツイートから確認できます。

入院理由が交通事故であることまで一致しているのです。

また、2022年2月に天音かなたさんが新型コロナウイルスに感染したことを報告しましたが、のぞむさんも同じ時期にコロナに感染していたことが判明しています。

これらの一致は偶然では説明できないレベルであり、2人が同一人物である可能性を強く示唆していると私は考えます。

天音かなたの顔バレ

のぞむさんは過去にマスク姿で顔出し配信をしていたことがあるようです。

当時の配信や写真は現在残っていませんが、視聴者からの情報として以下のような特徴が挙げられています。

  • 丸顔で色白
  • 目が大きめで可愛い系
  • 髪型はショート〜ミディアムでボブ
  • 身長は150cm前半

また、過去には自撮り写真も投稿しており、ファンからは「可愛すぎて心臓飛び出そう」とリプが送られていたとのことです。

これらの情報から、のぞむさん(=天音かなたさんの中の人)は可愛らしい外見の方である可能性が高いと考えられます。

ネットで噂された顔バレ画像は別人?

インターネット上では、天音かなたさんの顔バレとして女優の堀越千史(ほりこしちふみ)さんの写真が拡散されたことがあります。

これは、のぞむさんが2014年3月に「初自撮りしてみた」として堀越千史さんの写真をTwitterに投稿したことが原因です。

しかし、現在YouTubeで確認できる堀越千史さんの歌声は、のぞむさんや天音かなたさんとは全く異なるため、別人であることが判明しています。

なぜのぞむさんが堀越さんの写真を自撮りとして投稿したのかは不明ですが、もし自分に似ていたためだとすれば、天音かなたさんの中の人も美人で可愛らしい方である可能性が高いと言えるでしょう。

現在は非公開

現在、天音かなたさん本人は顔バレについて一切情報を公開していません。

ホロライブの規約では、中の人の素顔や個人情報を公開することは禁止されています。

天音かなたさんも卒業発表配信の中で、「プライベートを含めて公式アカウント以外は一切存在しない」と明言し、偽物やなりすましの出現に注意を促していました。

私たちファンとしては、彼女のプライバシーを尊重し、過度な詮索は避けるべきだと考えます。

天音かなたの炎上

著作権問題(カラオケ音源の使用)

天音かなたさんには、過去に小規模な炎上がいくつかありました。

2020年7月には、一部の動画が非公開になるという出来事がありました。

天音かなたさん自身が

「権利の問題についてみんなを不安にさせていてごめんなさい」

とXで謝罪し、確認が取れ次第公開される予定であることを報告しています。

これは著作権関連の問題だったと考えられますが、迅速に対応したため大きな炎上には至りませんでした。

桐生ココと同時卒業の噂

2021年、同じ4期生の桐生ココさんが卒業した際、天音かなたさんも同時に卒業するのではないかという噂が広まりました。

2人は非常に仲が良く、一緒に暮らしていたこともあったため、そのような憶測が流れたようです。

しかし、天音かなたさんは配信でこの噂を否定し、その後も約4年間活動を続けました。

今回の卒業発表で、桐生ココさんから連絡が来たことを明かしており、卒業後も続く同期の絆を感じさせるエピソードとなっています。

男性声優との共演企画

天音かなたさんは以前から「男性共演NG」の方針を公言していました。

しかし、2023年3月のマイクラバーサスという企画に参加した際、実際には男性参加者もいる企画内容だったため、一部のファンから批判の声が上がりました。

天音かなたさんは配信中、男性の声が入るシーンではミュートにし、ずっと地下を掘り続けるという徹底した配慮を見せました。

この対応について、「過剰な配慮」「ファンに気を遣いすぎ」という意見もあれば、「ちゃんとファンのことを考えてくれている」という肯定的な意見もありました。

私は、彼女が自分のスタイルを貫きながらも、できる限りファンに配慮しようとする姿勢は尊重されるべきだと感じました。

ただし、このような企画への参加自体が議論を呼ぶことになったのも事実です。

まとめ

いかがでしたか。
今回は天音かなたさんの卒業を中心に見ていきました。

天音かなたさんの卒業は、業務負荷の偏りや心身への影響といった複合的な理由によるもので、彼女自身も長い間、運営に改善を求めてきた末の決断でした。

中の人に関する憶測や小さな騒動はありつつも、誠実な対応を積み重ねてきた彼女の姿勢は、ファンからの信頼を揺るがすことはありませんでした。

転生予定がないことは非常に残念ですが、これからの天音かなたさんの人生を応援したいですね。

天音かなたさん、6年間本当にお疲れさまでした。